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ベトナム料理「コムタム(Cơm tấm)」とは?

ベトナムといえば、ストリートフードの本場です。

ホーチミンでは、1000万人のうち、100万人近くが屋台で収入を得ているとも言われており、屋台料理はホーチミンに欠かせない市民の食卓であり、家計の支えとなっている存在なのす。

そんな数あるベトナムのストリートフード屋台料理の中でも、特にベトナム料理の奥深さを表しているなと思うのが、このコムタム(Cơm tấm)というベトナム料理です。

コムタム(Cơm tấm)は、ベトナム語で”砕け米”を意味し、多くのコムタムの屋台では半熟の目玉焼きや大根、豚肉を魚醤(ナンプラー)で味付けしてグリルし、切り刻んだ豚の耳、半熟の目玉焼きと一緒に食べるベトナムストリートフードです。

そしてコムタム(Cơm tấm) は、ベトナムで最も国民に深く愛されているベトナムストリートフードの一つです。

普通なら捨てるコメを、大人気屋台料理へと変えてしまった。

ベトナム戦争終結後の80年代は、厳しい時代でした。食料が不足し、国民はまともな米が手に入りませんでした。

当時手に入ったのが、クムタムでした。これは、もみすりの際に出てくる小さく砕ける米粒で、普通なら調理がしにくいため捨ててしまう米でした。

しかし、適切に調理をすれば、味は普通のコメを凌ぎます。それは、コムタムを食べればわかります。

他の人が捨てるようなものを、ホーチミンが誇る人気屋台料理に変えてしまい、食糧難で苦しむ国民を救ったのがこのコムタムという料理でした。

このように、コムタム(Cơm tấm)はベトナムの食を象徴しているのです。

ホーチミンでオススメのコムタム(Cơm tấm)レストラン

Cơm tấm Mộc

Address: 85 Lý Tự Trọng St, Dist.1,HCM city.

Phone: (028) 38248561

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私はよく、ベトナムに住んでいた時に、オフィスの近くの屋台屋さんでこのコムタム(Cơm tấm)を食べてました。

コムタム(Cơm tấm)の屋台屋さんは、本当に至るところで見つけられます。この料理を食べる度に、当時の人々がどんな思い出この料理を食べていたのかなと、考えさせられます。

ベトナムストリート料理はこのように、歴史と深く関わりがあり、知れば知るほど面白く、奥深いなと感じさせられます。