前回の「ベトナム在住者おすすめのローカルブランド&雑貨土産」に続き、今回は旅行中に手軽に購入できる「ベトナムのスーパーで買える食品系のお土産」をご紹介します。
ベトナムには大型チェーンの「Big C」や「VinMart」、地元密着型の「Satra Foods」など、旅行者でも気軽に立ち寄れるスーパーが豊富。どこでも買えて、しかも500円以下の商品も多く、ばらまき土産にもぴったりです。
ベトナムのスーパーでお土産を買うメリット
- 安い&品揃え豊富:ローカル価格で、500円前後のプチプラも多数。
- 小分けパックが多い:職場や友人へのばらまき土産に最適。
- 全国どこでも買える:ハノイでもホーチミンでも基本ラインナップは共通。街歩きついでに入れる手軽さも魅力です。
ベトナムのスーパーで買えるおすすめお土産
ベトナムコーヒー(Highlands/Phuc Long)

ベトナムは世界第2位のコーヒー輸出国。ホーチミン発祥の人気ローカルカフェ「Highlands Coffee」や「Phuc Long」は、ドリップバッグやインスタントコーヒーのギフトパックも豊富に展開しています。
お土産には、ベトナム式ステンレスフィルター「Phin(フィン)」がセットになった商品が人気。甘さ控えめなドリップパックもあり、コーヒー好きな方にも本格的な味わいを楽しんでもらえます。
ベトナムコーヒーチェーンのカフェ店舗でも購入することができますが、スーパーで買う方が安いのでスーパーで買うのがおすすめです。
フィンの淹れ方はこちらを参考👇
ハス茶(Tra Sen)

ベトナム北部のハノイやホアルー周辺で古くから親しまれてきた蓮茶。レストランやカフェで提供されるアイスティー「Tra Da (チャダー)」はほとんどがこのハス茶です。
抗酸化作用やリラックス効果があるとされ、健康志向の方へのお土産にぴったり。
体にもよく、ビタミンCを含む、味に癖があり、心血管疾患、血糖値、血液の循環を助け、消化を助けるため、ダイエットに良いとされています。また、睡眠を助け、気分を落ち着かせる効果もあるとのこと。健康志向の方へのお土産にも最適です。
私のおすすめブランドはPhuc Long(フック・ロン)です!
アーティチョークティー(Tra Atiso)

アーティチョークという西洋野菜から作られたお茶。アーティチョークは日本ではあまり流通していないため、イメージがわかない人も多いかもしれませんが、欧米では普通に食されている野菜です。体に良い効能がたくさん含まれており、アーティチョークティーにはアーティチョークの葉が使用され、葉には体に良い成分と、ほのかな甘みを含んでおり、その効能がふんだんに含まれています。健康志向の方にあげるのにおすすめです。
ナッツ&種子(蓮の実・カシューナッツ)

ベトナムはカシューナッツの世界的な輸出国。中でも南部のビントゥアン省やダクラク省は有名な産地です。塩味やハニーローストなど、バリエーションも豊富。ローストされた蓮の実(Hat Sen Say)は、薬膳料理やスープの具材としても活躍。保存が効くので長距離の旅行でも安心。
チャック付き袋や小袋パックを選ぶと配りやすい&湿気対策にも◎。
ドライフルーツ&ドライベジタブル

果物天国のベトナムではフルーツが一年中通して多く生産されています。そして、保管しやすいドライフルーツは、ベトナムではたくさんの種類が売られています。日本ではあまり食べられないフルーツなどを、お土産として持ち帰りたいと思っても、関税に引っかかってしまうため持ち込めないので、ドライフルーツを代わりに買いましょう。
オススメはドライマンゴー、ドライドラゴンフルーツ、ドライジャックフルーツ、ドライマンゴスチンなどといった、日本ではあまり馴染みのないドライフルーツは、お土産に大変喜ばれます。
ドライベジタブルもおすすめ。私の気に入りはドライ芋、ドライタロイモ、ドライベジタブルミックなど。小さい子供がいる友達へのお土産としても喜ばれます。
即席麺「Hao Hao」などインスタント麺

日本のエースコックがベトナムで展開する「Hao Hao(ハオハオ)」は国民的インスタント麺。ベトナムのフォー味や海老味、トムヤム味など、日本未発売のフレーバーが楽しい!
フォー専門店「Pho 24」や「Pho 2000」とのコラボ商品も注目です。
即席麺には、袋に入ったインスタント麺、カップ麺の2種類あります。軽くて安いので、お土産としても◎
オススメは、ベトナム定番料理、Pho味。鶏肉のフォーや、牛肉のフォーなど、種類も豊富。

ベトナム産黒胡椒(Phu Quoc)胡椒

え、胡椒?日本でも買えるじゃん。と思った方も多いかもしれませんが、実はベトナムは胡椒の生産量第一位の胡椒大国なのです!知っている人は相当のベトナムマニアです。私もベトナムへ来る前は知らなかったです。

粉状のものから、粒状のもの両方売られていますが、料理が好きな方へのお土産なら、Phu Quoc産の粒状になった胡椒がオススメ。Phu Quocは良質な胡椒が採れると有名な生産地で、グラインダーでグラインドする時の香りが違います。実はベトナム産の胡椒も日本で販売していたりします。胡椒はお菓子と違い好き嫌いなく使用されるものなのでお土産にあげると割と喜ばれます。そしてなんと言っても、安くてお得!
ライム塩(Muối Tiêu Chanh)

ベトナムの屋台や料理屋さんに行くと必ず置いてある、この調味料。これは塩とライムが一緒になったライム塩。ベトナムでは様々な料理に、塩にライムを絞ったライム塩がいろんな料理に使用されます。日本でいう醤油的なポジショニングなのでしょうか。まさに、ベトナム人にはなくてはならない調味料。
ベトナム料理以外にも合い、茹でた肉、野菜、塩ラーメンなどに入れても割とよく合います。さっぱりしていて、柚子塩みたいに少し柑橘系を加えたい場合に最適です。
ローカルお菓子(Premio/Lai Phu/Tipo)
ちょっとプレミアムなベトナム菓子「Premio」

「Premio」のお菓子
ベトナムのお菓子というと、日本のクオリティーの高いお菓子と比べてしまうと、「リピ買いはないな」っていう微妙なものが多いのですが、こちらのお菓子は別格。自分用の土産としてもオススメです。楽天で探しましたが売ってませんでした。
ベトナムお菓子「Lai Phu」

Lai Phuのお菓子
こちらも、ベトナムの絶妙な菓子群の中でも割と美味しいお菓子ブランド「LaiPhu」お土産としてオススメは、ドリアン味、タロイモ味。
ベトナム人大好き定番お菓子メーカー「Tipo」
ベトナム人みんな大好き、定番お菓子「Tipo」。お菓子の、パッケージが可愛くて、ばら撒きお土産として最適です。ラスクのような風合いで、上にクリームがかかってます。フランス統治の影響なのか、ベトナムにはこのようなフランスパンを使用したお菓子がよくあります。このTipoはベトナム人が大好きなお菓子の一つです。在日ベトナム人向けの需要なのか、楽天でも販売されており結構人気。調べてみると、やはりベトナムで人気なお菓子なようで、中国のタオバオでも売ってました。中国在住者も買えます。
スパイシーチキンフロス(Gà lá chanh)

これ知っている人はかなりのベトナム通。かなりコアなベトナムお土産となるであろうこのチキンを乾燥させたお菓子。酒のつまみとしてもおすすめです。おそらくベトナム人が大好きなスナック第1位に入るこちらのお菓子。鶏肉を、チリと、レモンリーフとその他色々な調味料を合わせて似て長時間乾燥させた食べ物。レモンリーフのさっぱりとした香りに少し辛いチキンが癖になるスナック。
コアなエスニック好き日本の友達土産に最適です。細切りイカみたいな食感ですが、こちらは鶏肉を使用しています。ちょっと辛いので、辛いのが苦手な人は注意。でも病みつになる美味しさ。
どこで買える?主要スーパーと探し方のコツ
上記紹介した商品は、実は品揃えが良いコンビニであればどこにでも置いている事が多いです。ただ、種類が豊富なので、ベトナムローカルスーパーでお土産探しに出かけるのがオススメです。その他いろんなエキゾチックなベトナム商品が置いてあるのでローカルスーパー巡りは楽しいです。ぜひベトナムへ旅行へ行った際は時間を見つけてローカルスーパーへ行ってみてください。
以下は代表的なベトナムのローカルスーパーですので、お近くの店舗を探して行ってみてください。
- Vin Mart:店舗数が多く市内中心部にありアクセス便利
- Satra Foods:ホーチミン中心に展開、野菜・肉も安い
- Big C:商品数が豊富でローカル感も◎
- coop mart:品揃えと品質のバランスが良い
- イオンベトナム:日系の安心感もあり初心者向け
- 買い方のコツ:
- 小分け×複数フレーバーで失敗しない。
- 湿気対策にチャック袋/個包装を選ぶ。
- お菓子は割れやすいのでスーツケースの衣類に挟んで保護。
持ち帰りの注意点
- 液体・粉末の量や機内持ち込み制限を事前にチェック。胡椒、塩、茶葉は基本的に預け入れ推奨。
- 賞味期限・原材料表示は日本で配る場合に重要。英語表記がある商品は説明しやすいです。
- 強い香り(ドリアン味など)は袋を二重に。フロス系は密閉容器が安心。
まとめ
ベトナムのスーパーは、安い・軽い・配りやすいお土産の宝庫。コーヒーやお茶、スパイス、ローカルお菓子までハノイでもホーチミンでも共通して手に入るのがうれしいポイントです。観光の合間に立ち寄って、ベトナムらしさ満点のプチプラ土産を見つけてみてください。















