先週ベトナムの最後の祝日を楽しむため、ベトナムの雨季から逃れマレーシアのマラッカへ旅行へ行ってきました。マレーシアは2回目でしたが、いつ行っても色々な発見があり楽しいところです。マレーシアへの旅行を考えている人は是非ご参考ください。
マラッカの基本情報
マラッカへの行き方
最寄りの空港 | クアラルンプール国際空港 |
クアラルンプールからマラッカまで | 約2H ※タクシーだとRM200、バスながらRM11前後。 |
マラッカ北部にあるセントラルバスターミナルからマラッカの世界遺産の中心街まではタクシーで約20分ほど。
マラッカの都市について
ポルトガル、ドイツ、イギリスに統治されていた歴史があり、街中には統治の痕跡を残す史跡があります。マレーシアでは、ペナン、ジョージタウンと共に世界遺産に登録されている都市の一つ。
マラッカでやりたい事
まずは世界遺産の街を散策。
マラッカの世界遺産地区は、とても小さいので歩いて回ることができます。
マラッカ川を境にマラッカの中華系マレーが多くすむチャイナタウン、西欧各国の歴史遺跡が残るオランダ広場周辺と、大きく分けて見所は2つに分かれます。
歩きながら、教会、モスク、中国寺院、ヒンドゥー教寺院と様々な文化に触れることができるのもマラッカ散策の楽しみの一つ。
夕暮れ時には、フォトジェニックなサンセットモスクが見られる【マラッカ海峡モスク】まで足を伸ばしてみてください。(チャイナタウンからタクシーで15分ほど)
プラナカン文化に触れよう。
マラッカは、プラナカン発祥の地と言われています。
プラナカンとは、大航海時代にマラッカに渡ってきた中国人男性と現地女性との間にできた家族の子孫の一族のことを言います。女性を「ニョニャ」、男性を「ババ」と呼びます。
中国の伝統文化をベースに、マレーやヨーロッパの文化を融合させた独特の生活スタイルを育んできてた彼らの生活様式は、通常プラナカン様式と呼ばれております。
今では生粋のプラナカンは少ないようですが、彼らが育んできた文化などを、ここマラッカでは、食、ファッション、建築、工芸と様々な分野で見れることができます。散策しながら是非このプラナカン文化に触れて見てください。
建築
街を歩いていると、プラナカン様式で建てられたタウンハウスと呼ばれるプラナカンの邸宅を街中に見ることができます。現在は邸宅としてだけでなく、カフェやレストランとしても利用されております。
料理
料理もニョニャ料理と呼ばれ、中華とマレー料理を融合させた料理が多くスパイスが多用されてます。料理も華やかな色使いのものが多く、写真映えします。
工芸、ファッション
工芸品やファッションでは、プラナカン女性の間では、贅沢で手の込んだ装飾を身につけるのを好んだ為、繊細な刺繍やビーズ、カラフルな色の物が目立ちます。お土産としてもおすすのプラナカン雑貨はジョンカーストリートの雑貨屋さんで手に入ります。
プラナカンの文化をさらに知ることができる博物館もあるので、行ってみるのもおすすです。
散策に疲れたら、おしゃれなカフェで休憩。
マラッカはマレーシアのカフェの激戦区としても知られており、写真映えするカフェがたくさんあります。
多くはプラナカン様式で建てられたタウンハウスを有効活用してカフェとして営んでいます。ジョンカーストリート周辺におすすめのカフェがいくつかあるので、日差しの強いマレーシアで歩き疲れたら立ち寄って見てください。
以下マラッカらしさの楽しめる、お勧めのカフェです。
Geographers Cafe
Facebook: https://www.facebook.com/GeographerCafe/
HP: http://www.geographer.com.my/
Address: 83 Jalan Hang Jebat, 75200 Malacca
カフェのみでなく、フードメニューも豊富。食材にもこだわっており、オーガニック食材を使った健康的なメニューが多いです。
パックパッカー御用達のカフェの様で、いつ行っても外国人の人たちで溢れています。夜は、ローカルのアーティストが奏でるアコースティックライブも楽しめます。
Alley No.5 (五号)
Facebook:https://www.facebook.com/Alley-No5-%E4%BA%94%E5%8F%B7-1411295249150289/
Address:o.7 Jalan Kampung Kuli 75200 Melaka
中華系マレー人のオーナーがこだわって作ったチーズケーキやオリジナルコーヒーメニューは絶品。
The Daily Fix Cafe
Facebook: facebook.com/thedailyfixcafe
Instagram: https://www.instagram.com/thedailyfixcafe/
Address: 55 Jonker St, Malacca.
ニョニャ雑貨を扱うお店の奥にある為、見過ごしてしまいそうですが、タウンハウスを有効的に活用したカフェです。
中庭から差し込む日差しが心地よくて、思わず長居をしてしまいます。雑貨屋さんと一緒にチェックして見てください。
派手派手のトライショーに乗ってマラッカの街を堪能。
街観光がメインの観光地で定番の人力車。というのはマラッカにおいても例外でなく、トライショーと呼ばれる人力車があります。
ベトナムのシクロのようなもので、歩き疲れたら是非この人力三輪車トライショーに乗って街を巡るのも楽しい思い出になる事間違い無いです。
ただ、ベトナムのシクロと違うのは、とにかく派手!!そして音楽ガンガンのイケイケ人力車。
日本のキャラクターを手派手にでデコったトライショーが人気な様で、音楽も選曲可能?らしく、かかっている音楽を注意して聞くと、客層に合わせて選曲してるっぽかったです。
インド人系のお客さんが乗っているときは、ボリウッドにかかってそうなボリウッド音楽だし、中華系のお客さんが乗っているときは北京語の音楽(CPOP)がかかっていました。。。
日本の曲があるかどうかは、不明ですが、トライした人教えてください!
夜は、ジョンカーストリートのナイトマーケットへ繰り出そう
週末の夜のジョンカーストリート、はたくさんのローカルグルメが堪能できる屋台やマーケットが軒を連ねるナイトマーケットに変わります。賑やかなナイトマーケットで腹ごしらえをしたら、リバーサイドにあるバーでゆったりとお酒をのみながらマラッカの夜を堪能しよう。
思い切ってローカルの人たちと触れ合おう。
旅行先でローカルの人たちと触れあえたら旅の楽しさも増す事間違い無いです。とは言っても、旅行で行くと自分から行動しないと、なかなか交流は難しいもの。。。以下マラッカでローカルの人たちと触れあえる方法を考えて見ました。
1, バーやカフェの店員さんに思い切って話しかけてみる
マレーシアは、中華系マレー人、マレー系マレー人、インド系マレー人、といった多民族国家の国っです。多くく分けて、マレー系(60%)/ 中華系(約25%)/ インド系(約7%)といった構成比になっている様です。
マレーシア人に共通して言えるのは、いろんなバックグランドを持った多文化がお互いを尊重し合い、暮らしている国に育ったこともあり、すごくリスペクトフルで親切な人たちが多いです。リスペクトフルな精神は外国人に対しても共通して言えます。
ベトナムのように、タクシーの運転手のサービスの悪さに苛立つとか、マーケットでぼったくられたり、バイクの客引きに強引に勧誘されると言うこともあまりありません。(あくまで普段ベトナムで生活する私の経験上の話ですが) 特にマレー系マレー人はとてもフレンドリーで、お店などで気軽に話しかけてくる場面もあります。ビックリせずに是非マレーシア人との交流を楽しんで見ましょう。
2, Grabを使ってドライバーさんと仲良くなっちゃおう
Grabは、東南アジアで多く利用されている配車アプリです。移動するときに、タクシーの代わりに使うと安くすみ非常に便利です。今回利用した結果、ドライバーさんはマレー系20%,チャイニーズ系80%でした。
以下、実際にローカルの人と話して感じた、また実際に住んでいる人の情報から聞いたら話を元に、マレーシア人の特徴をまとめて見ました。(あくまで個人的な意見なため事実かどうかはわかりません。)
中華系マレーシア人について
マレーシア人の25%ほどを占める中華系マレー人。公用語がマレー語ということもありマレー語も基本的な言葉は喋れますが、中華系コミュニティーが多くを占める地域に住み、中華系の学校に通っていた人は生活のほとんどが中国語で済むためあまりマレー語は得意ではないようです。一部では広東語も使用されている様ですが、若い人たちは普通語(北京語)を喋ります。
その為、中華系以外のマレー系の人たちとコミュニケーションをとる場合、英語になる、また大学においては講義は英語のため、英語は普通に喋れる人が多いようです。(スピーキングにおいては個人差がある様子)
なので、中華系マレー人は英語は普通に喋れるので、是非英語で話しかけて見てください。(おそらく最初は中国語で話しかけられると思いますが。)あまり知れていないですがJimmy Chooのデザイナーは生まれはマレーシアで、実は中華系マレー人だそう。実は著名な人を多く輩出している中華系マレーの人たち。
マレー系マレー人
私はKLに行った時にマレー系の超絶おしゃべり好きなドライバーさんにあたり、車中ずっと話をして仲良くなりました。また携帯の番号を教えてもらい、利用した次の日の空港までの送迎をグラブを利用せず送迎してもらっことがあるという経験があります。(その時はひたすらマレーシアーの教育システムの話を語ってもらった記憶がありますが。)とにかくマレー系の人はおしゃべりが大好きな人が多く、気軽に話しかけられるので積極的に交流してみると旅も一段と楽しくなる事間違い無いです。
インド系マレー人
以前KLを訪れた時に、コンビニで両替所を聞いたときに対応してくれた店員さんがインド系の人でした。「近くの両替所はどこ?」と聞くと、「両替できるよ!」と言ったのでコンビニで両替ができるものかと思ったら、いきなり店を飛び出して、消えた店員。。。やばい、やられた金取られた!と思ってとりあえず待っていると、15分ほどしてゼーゼー言いながら帰ってきて「両替してきたよ。」と言われたことがありました。「ええ!そう言う事!?言ってよ!」と思いましたが、ぼったくる様子もなかったのでこれは普通なのか?と思ったことがありました。マイペースで憎めないインド系マレー人でした。
おしゃれブティックホテルに泊まっちゃおう
マラッカはマレーシア有数の観光地ということもあり、ホテルも充実しております。宿泊施設にもこだわりたいなら、ROSA MALACCAというブティックホテルがおすすめです。ニューヨークのSOHOにあるアパートメントの様なブラウンブリックが特徴的でどこを撮ってもおしゃれ。
設立者はマレー系マレー人で、スタッフもみんなマレー系マレー人した。とてもフレンドリーで親切でサービスも満足です。
また、ここの朝食はレビューでも高評価なので是非オプションでつけることをおすすめします。食べやすいマレー料理が楽しめますよ。
ROSA MALACCA
Instagram:https://www.instagram.com/rosamalacca/
HP:https://rosa.com.my/
まとめ
マラッカの世界遺産地区はとても小さいので、一日でも回れてしまいます。ただ、ゆっくりと流れるマレーシア独特の雰囲気を味わうならゆったりと巡れる二日コースがおすすめです。
徒歩で回りやすく、治安も安全で、マレーシア人がとてもフレンドリーということもあり、女子旅や、1人旅行でも楽しめる場所だと思います。
是非マレーシア旅行を考えている人はご参考くださいね。