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中国発の人気鍋料理“火鍋”とは?しゃぶしゃぶとの違いや具材・レシピ、タレの作り方、お店まで徹底ガイド!

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最近、巷では火鍋のお店が増えてきて日本でも知名度が急上昇している火鍋。火鍋(中国語読み:ホゥオグォ)は、中国で愛される鍋料理。季節を問わず、一年樹食べられ、広く親しまれています。今回は、火鍋の基本情報に加えて、中国での最新トレンドも押さえた完全ガイドをお届けします。

火鍋とは?

火鍋とは?食べ方・しゃぶしゃぶとの違い・タレの作り方・日本でおすすめのお店

火鍋(ホゥオグォ、huǒ guō)は、中国で古くから親しまれている鍋料理のひとつです。唐辛子や花椒を効かせたスパイシーなスープに肉や野菜を煮込むのが特徴で、発祥は四川省といわれています。代表的なのは「麻辣火鍋(マーラー火鍋)」で、しびれる辛さがクセになると人気です。

実は火鍋にはバリエーションが豊富で、白湯スープを使ったあっさり系や、羊肉をメインにした内モンゴル式、海鮮を中心にした広東式など、ココナッツを使った深圳で有名な火鍋「ココナッツチキン鍋」など地方ごとに特色があります。辛い火鍋をイメージする人も多いかと思いますが、ココナッツチキン鍋のような甘い火鍋や、きのこ鍋のような出汁のコクを活かした火鍋もあり、火鍋の種類は地域によって多種多様です。

👇 詳しくは関連記事「火鍋の種類まとめ|中国で人気の火鍋10選」で紹介しています。


火鍋の食べ方

火鍋は日本の鍋料理と似ていますが、いくつか特徴的な食べ方があります。

1. スープを選ぶ

火鍋店では「鴛鴦鍋(ユエンヤン)」という仕切り鍋が一般的で、辛い麻辣スープとあっさりした白湯スープを同時に楽しめます。

2. 具材を入れる

定番は薄切りの牛肉や羊肉、白菜やきのこ、豆腐、魚介類など。現地では「毛肚(牛の胃袋)」や「鴨血(アヒルの血を固めたもの)」など、日本では珍しい具材も食べられています。

3. タレにつけて食べる

具材が煮えたら自分好みのタレにつけて食べます。ごま油+にんにくや沙茶醤(サーチャージャン)、醤油+黒酢など、組み合わせは自由自在。

火鍋をより楽しむためのコツ

  • 肉は煮込みすぎず、しゃぶしゃぶの感覚でサッと火を通す
  • 取り箸を使って清潔に楽しむ
  • スープが煮詰まって辛くなったら差し湯をする

火鍋としゃぶしゃぶの違い

一見似ている火鍋としゃぶしゃぶですが、実は大きな違いがあります。

  • スープ:しゃぶしゃぶは昆布出汁などあっさり、火鍋は薬膳やスパイスで個性的
  • 食べ方:しゃぶしゃぶは肉をさっと湯にくぐらせる、火鍋は具材を煮込んでスープの味を染み込ませる
  • 文化背景:しゃぶしゃぶは素材の味を活かす日本的文化、火鍋は滋養強壮を意識する中国文化

👉 同じ「鍋料理」でも、目的も味わいも異なる料理といえます。


火鍋の超簡単な作り方

火鍋は、専用の道具が必要と思われがちですが、実は「火鍋の素」を買ってしまえばシンプルに作ることができます。ここでは、基本の作り方を載せておきます。

  1. 鍋に水を入れ、火鍋の素を溶かしてスープを作る。
  2. スープが煮立ったら、肉や野菜などの具材を順に入れる。
  3. 好みの辛さになったら、タレにつけていただく。
  4. 締めは中華麺や雑炊で!スープの旨味を最後まで楽しもう。

火鍋の素は中華スーパーに必ず置いてあります。一つ350~400円程度で色々な味があります。おすすめは「海底捞」のブランドのやつです。個人的にはトマト鍋が好きです。

火鍋のタレの作り方

火鍋はスープ自体に強い個性がありますが、実は「タレ(蘸料 / zhàn liào)」が味の決め手になります。店によって調味料が並んでいて、自分好みにブレンドするのが基本スタイルです。ここでは、中国全土で一般的なタレに加えて、北方・南方の違い、台湾風のタレまで紹介します。

基本のタレ

  1. ごま油+にんにく+塩
    四川を中心に定番化しているシンプルなタレ。激辛スープで火照った口を、ごま油のまろやかさで中和します。
  2. 芝麻醤(ごまペースト)ベース
    北京など北方地域でよく使われるタレ。濃厚なごまの風味が肉と相性抜群で、しゃぶしゃぶ感覚に近い味わいです。
  3. 沙茶醤(サーチャージャン)
    広東・福建・中心に定番。魚介ベースにスパイスを加えた調味料で、香ばしく奥深い風味があります。日本の火鍋店でもよく置かれています。

北方(北京・内モンゴルなど)のタレ

北方は羊肉火鍋が主流で、タレもシンプルかつ濃厚なのが特徴です。

  • 芝麻醤(ごまペースト)+長ねぎ+パクチー+酢
  • にんにく+豆板醤+香菜

👉 寒冷地らしく、体を温めるスパイスよりも「濃厚で腹持ちの良い」タレが好まれます。


南方(四川・重慶・広東など)のタレ

南方は辛さや香りを楽しむスタイルが中心です。

  • ごま油+にんにく+塩(四川の鉄板)
  • 沙茶醤+醤油+唐辛子+香菜(広東風)
  • 唐辛子粉や花椒を追加して自分好みの辛さに調整

👉 特に四川では「油碟(ヨウディエ)」と呼ばれる、ごま油+にんにく+塩のタレが定番で、激辛麻辣スープを中和しながら食べるのが現地流。


台湾風の火鍋タレ

台湾では中国本土よりもマイルドで、日本人にも食べやすい味付けが多いです。

  • 沙茶醤+にんにく+ごま油+卵黄
  • 醤油+黒酢+ねぎ+唐辛子
  • ピーナッツバターを加えて濃厚にすることも

👉 台湾では「タレの調合が楽しい」とよく言われ、夜市や家庭火鍋でもタレコーナーで自分だけのブレンドを作る文化があります。


自宅でできる火鍋タレ簡単レシピ

台湾風沙茶醤タレ(バランス系)
 沙茶醤大さじ1+醤油小さじ1+ごま油小さじ1+卵黄

四川風油碟(中和系)
 ごま油大さじ3+にんにく1片+塩少々

北京風芝麻醤タレ(濃厚系)
 芝麻醤大さじ2+酢小さじ1+パクチー+刻みネギ

また、タレは日本の中華系スーパーにもよく売っているので、出来合いのものを買うのもおすすめ。


日本でおすすめの火鍋店

中国発の有名チェーンや本格的な専門店も日本に増えています。

  • 海底撈火鍋(Hai Di Lao)
     麺打ちパフォーマンスやネイルサービスなど、エンタメ性が人気。
  • 小肥羊(シャオフェイヤン)
     薬膳スープが看板。辛さ控えめの白湯もあり、初心者向き。
  • 四川火鍋専門店(東京・大阪など)
     本場さながらの辛さが楽しめる専門店も増加中。

冬場は混雑することが多いので、訪れる際は予約して行くのがおすすめです。

中国での最近の火鍋トレンド

味の人気ランキングの変化
大定番の辛い火鍋「麻辣火鍋」が依然として若年層で圧倒的人気ですが、以下の辛くない火鍋も人気になってきています:

  • トマト火鍋:辛さが苦手な層に支持されて、定番外の選択肢になっています。

体験の多様化
「山系火鍋(高山野菜などのプレミアム食材を使う)」など食材に拘った火鍋店も台頭してきています。

一人鍋の台頭
自宅で火鍋を楽しむ「宅家火鍋外卖(デリバリー火鍋)」や「麻辣烫(マーラータン、小鉢火鍋)」、「ミニ火鍋(一人向け)」が急速に拡大。特にミニ火鍋は2024年から成長しての人気が急上昇。忙しい若者や一人暮らし層に支持されています。

まとめ

火鍋とは、中国で発展した薬膳スパイス鍋で、辛さや香りの奥深さが魅力です。しゃぶしゃぶとはスープや食べ方が異なり、食文化としての背景も違います。タレや具材の組み合わせを工夫すれば、自分だけの楽しみ方ができます。