筆者は台湾の台南にある成功大学の中国語コースに半年間台湾留学をしていました。振り返って見て、(中国語センター)華語中心へ入学するにあたって、事前に知っておいたおいた方がよかったなと思うことがあるなと思ったので書きたいと思います。これから台湾留学を考えている、台南の成功大学ってどうなの?って思っている方の参考になれば幸いです。また、以下の記事に成功大学を勧める理由を8つにまとめてみましたのでこちらも参考ください。
※実際の筆者の経験から感じたことを書いておりますので、人によって感じ方が違うことは事前にご承知おきください。
成功大学中国語コースの特徴
成功大学留学前の心構え:課題や宿題が多い
成功大学の中国語センターは、他の語学学校や中国語センターと比べると“厳しい、課題や宿題が多いです。
もちろん、レベルや先生によって多少の違いはありますが、基本的には厳しくスパルタだと有名と他の国の生徒から聞きました。そのためテストで60点以下をとると次のレベルへ上がれないなど厳しい評価基準を定めています。
アルバイトなどをしている学生もいましたが、正直超大変だと思います。
毎週課題が最低でも2回、週末も課題の発表の練習、宿題などとにかく中国語勉強漬けの毎日になると考えておいた方が良いです。筆者も一週間15時間?余裕でしょ?と考えていましたが、全然そんな事ありませんでした。十分すぎるくらいの時間でした。毎回授業が終わったら、宿題や課題、復習そして次のレッスンの予習と正直大学生の時より勉強してました。笑
ただ、コースを受講した後の中国語の能力は間違いなくアップします。なのでスパルタでガチで中国語やりたい、頑張りたい人には成功大学はオススメです。
成功大学留学前の心構え:事前に中国語の基礎の勉強をしておくべき
上記で述べたように、成功大学は基本宿題もおく、割とスパルタです。クラスは基本的にはテキストに沿って進められますが自分の弱みを重点的にやってくれる訳ではありません。
また、Aコースの場合先生は英語で説明してくれる事が多いかと思いますが、先生はもちろん英語のネイティブではないため、完全に理解するのは相当難しいと思います。
そのため基礎だけでも事前に学んでおくことを勧めます。学校まで通う必要はなく日本で売っているテキストを買って勉強すればOKです。
特にピンインの勉強などは、学校の授業ではさらっとしかやらない。と聞いたのでピンインや文法の基礎は留学する前にしっかり固めてくことをお勧めします。
ちなみに筆者の経験から言いますと、独学で中級レベルくらいまで勉強して成功大学のCコースからはじめましたが、独学していた期間と留学した期間に結構な時間が空いてしまっていたので、授業が始まってからA、Bを受講して上がって来た学生にキャッチアップするのに大分時間がかかりました。
そんな事にならないように、事前に勉強しておく事は、台湾の成功大学の中国語センターへ留学したいと考えている場合は必須だと思います。
成功大学特徴:下のクラスへクラス変更する事は可能
プレースメントテストの結果でクラスが決まりますが、クラスが始まった初めの一週間の内であれば下のクラス変更する事が可能です。ただ、一回下のクラスへ行ったら上のクラスへ上がれない。のでクラスダウンする場合はよく考えて、本当にしんどいと感じた場合の選択だと考えておいた方が良いです。
成功大学入学前の心構え:Aコースに普通にペラペラのやつがいる
私は成功大学の中国語センターのグループコース(小班)に入ってびっくりした事がありました。それは、基礎クラスなのにペラペラの学生がいる!という事。
グループコースに入ると、基礎コース(A、B、C)でもペラペラに喋れる学生がかなりの確率でいる事になるでしょう。
彼らは、華僑(ホアーチャオ)と呼ばれており、台湾系アメリカ人。または小さい頃にアメリカへ移民した台湾人。その他海外で生まれた台湾人がそれに当たります。
彼らのほとんどが、親のどちらかが台湾人で、家庭の中で中国語を喋りながら育っているため綺麗な発音でペラペラに中国語を喋ります。
彼らに出会った時、なんで基礎コースにいるの?と思いましたが、話を聞いてみると、実は「喋れるけど、読み書きできない。」との事でした。
私も含めた大半の日本人は、この真逆パターンなのではないかと思います。
「読み書きはそこそこできるけど、喋れない!」
羨ましいー!
ペラペラの彼らがクラスにいる事で少しプレッシャーに感じる事もあるかと思います。
筆者もそうでした。彼らみたいに喋れる学生の中、全然喋れない自分がいて、プレッシャーでクラスがかなりしんどく感じましたが、実はこれはかなり恵まれてる環境だと思いませんか?そうです!
彼らと仲良くなり一緒に助け合って学べばいいんです。
彼らは読み書きができる私たちを羨ましく感じてます。お互いの弱いところを補完する関係になり、彼らから発音を教えてもらい、彼らには読み書きを教えて助け合う事ができます。
彼らは小さい頃から中国語を聞いて育ってますので発音は他の学生と比べてめちゃくちゃ上手です。筆者は彼らと仲良くなり、一緒に中国を喋って発音を学べた事で、発音がかなりよくなりました。
筆者と同じ境遇の方がいたら、プレッシャーに感じず華僑と仲良くなって中国語力をアップさせましょう。
まとめ:成功大学は、割とスパルタだけど心構えしておけば留学先としてはオススメ。
以上、成功大学に留学した筆者の経験から、特徴と心構えをまとめて見ました。上記を読んで、成功大学へ興味が湧いた方はこちらに入学の仕方を紹介してます。👇
また、成功大学留学しようか迷っている人もこちらの記事を参考にして見て検討して見てください。
成功大学は本当に中国語を上達させたい、学業に大半の時間を費やせるという人にはオススメです。
もし、ワーホリなどで働きながら通いたい場合は、一対一のコースもあるので、そちらなら自分の好きな時間に通えるので、オススメです。👇
中国も留学先として考えている場合は、こちらも記事もご参考ください。