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中国ローカル美容院で50元で散髪してみた。

美容院で使える中国語
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美容院で使える中国語

今回、私は日本に来月帰る予定なので、失敗覚悟で、思い切って安い美容院のローカルサロンで髪を切ってもらいました。(いつもはちょっと高めのローカルサロン。)

深圳にも日本人の美容師さんはいるようで、値段を聞いたことがありますが、ローカル価格の4倍くらいしてオーバープライスだったので諦めました。日本で切った方が断然安いわ!

てなわけで、中国に来てから様々なローカル美容院へ行き髪を切ったり、染めたりしてきましたが、どんな感じなのかレポートしたいと思います。

中国の美容院事情

前置きが長くなりましたが、中国の美容院は安いところから高いところまでピンきりです。

田舎に行くと路上で着るストリートカットも存在します。

今回私が行ったのは、安めのローカル美容院。一応アプリの美团で近にある美容院トップNo1のところにしました。中国でレストランや美容院に行く際は美团を使うと割引クーポンがあるのでおすすめです。アプリ上で予約もできます。今回、予約をせずに行きましたが、30分くらい待ったら切ってもらえました。

お店名は「藤野造形」。日系美容院風を装った、チェーン美容院ですが、日本語が明らか危うい。てな感じで、日系のキーワードは美容業界でも強く、このような沢山のなんちゃって日系美容院が存在しますが、日本語を見て期待値はいつもほぼ0です。

この美容院もなかなか安いですが、もっと入り組んだ住宅街に入っているローカルな美容院に行くと更に安いです。

私の同僚(男子)は最安値のローカル美容院30元で切ってもらってるみたいです。

場所は雑居ビルの中

美容院て清潔感大事にすべきじゃないか?ってなる店内のカオス状態

あちらこちらに髪の毛が散らかってても気にしないで次のお客さんを切っているため、とにかく床に髪の毛が散らかってます。日本の美容院を想像していくと、中国だと普通なので誰も気に留める様子もありません。最初ドン引きますがこれが現実です。

暇な店員はスマホいじり

そして暇な美容師さんはお客さんの椅子に座ってスマホいじり。

日本だと新人美容師さんやお客さんのいない美容師さんはチラシ配りとかして営業に専念しているイメージですが、中国の美容師さんはノルマがないのかとにかく暇そうにしてました。でも客の椅子に座って良いのか? ま、これ美容師に限らず中国あるあるです。店員は暇な時は大体スマホいじってショート動画見てます。

最終の後ろの姿の確認がない?

日本だと、髪切り終わった後二面鏡で後ろを確認させてもらえますが中国のローカル美容院では、その鏡自体が店にないのか、確認されることはほぼありません。なので、タイミングが分からず、あ、終わったのね。ってなる。

一応後ろも確認したかったので、自分のスマホで鏡を撮ってもらいました。

私の髪の毛はウルトラ剛毛なので、傷んでますが気にしないでください。。。。日本帰ったらトリートメントします。

ま、腕は。。。想像していたよりは失敗せず、思っていたより普通でした。

時々うざい勧誘、接客業とは思えない接客

筆者は美容院の運が悪いのか、美容院と美容師に恵まれていない、とても嫌な経験をしたことがあります。

ある美容院に行きました。そしてカットだけをお願いしたのに、私の髪の毛がもともと天パなためストレートパーマーを半ば強制してきました。断っても、執拗に勧めてきて、終いには「あなたは綺麗になるためにきているんじゃないのか?髪だけ切ってもきれいにはなれない。なぜしないのだ。」非常に失礼なことを言われたこともあります。そもそもカットで綺麗にするのがお前の仕事だろ?天然パーマでも綺麗に見せるのが美容師の腕の見せ所でしょ!って言ってやりたかったです。

また、街で歩いているときに美容師に勧誘され、「その髪型どこで切ったの?マジでやばいからうちの店でいますぐ直した方が良いよ。」と超上目線で言われ、客に対する態度かと逆ギレしたくなるような経験がありました。

中国を含めた海外の美容院へ行って感じること

海外、とくに私みたいにアジアを拠点に生活していると、しみじみ感じるのが日本の美容院の技術の高さとコスパの良さ。日本の美容院もピンキリですが、安いところは2,000円出せばそれなりに切ってくれますし、同様なサービスを求めようとすると海外だと5,000円くらいします。

日本の美容師さんは海外と比べると断然に腕が良いのに、日本という島国においては過小評価されすぎだと感じました。中国では男性美容師さんの割合が多分95%で割合が多く、おそらくガッツリ体育会系で女性には辛い環境な気がしました。

そして、日本だと美容院は飽和状態で仕事も肉体労働で給料が安いから美容師になっても続ける人は少ないと聞きます。それならぜひ海外に出て活躍してほしいです。

なんちゃって日系美容院が沢山存在しているところからもわかるように、日本の美容師=技術高いという認識がされています。東南アジアでは富裕層も増えてきてるのでそういう人向けに高級なサロンとして開いたら、日本でサロンを開くより儲かるのではないかと思いました。

また、日本ではほぼ全ての病院で導入されているトリートメントやヘッドスパなどは、中国を含むアジアの一般のサロンにはなく、少し高級なサロンにあるイメージです。中国では、ヘッドスパなどはヘアサロンではなくスパで行うことが多く、美容院といったらただ髪を切る、染めるだけの場所です。

海外在住者として、今後、日本では一般的な、リラックスできて、非日常を味わえるような、何度も通いたくなるようなヘアサロンが庶民価格でも増えていったらいいのになと思いました。

日本帰国した際には必ず美容院へ行きます!

中国の美容院で使える中国語

こちら、中国の美容院でよく使う中国語です。中国の美容院でカットする際に役立つと思います。ぶっちゃけ、文章を作らなくても、以下の単語を覚えて言えば通じますのでぜひ使ってみてください!

美容院で使える中国語

中国語(繁体字)中国語(簡体字)Pinyin日本語
洗髮洗发xǐ fàシャンプー する
染髮染发rǎn fàヘアカラー 、ヘアカーラする
挑染挑染tiāo rǎnハイライト 、ハイライトを入れる
燙髮烫发tàng fàパーマ
離子燙离子烫lí zǐ tàngストレートパーマ
護髮护发hù fàトリートメント
吹乾吹干chuī gān乾かす
做造型做造型zuò zào xíngセットする
燙髮(小捲)烫发(小卷)tàng fà xiǎo juǎnパーマ
瀏海浏海liú hǎi前髪
金色金色jīn sè金色
hóng赤色
棕色棕色zōng sè茶色
黑色黑色hēi sè
灰色、亞麻色灰色、亚麻色huī sè yà má sèアッシュ
自然捲自然卷zì rán juǎn天然パーマ
剪髮剪发jiǎn fà切る (きる, kiru)
燙捲烫卷tàng juǎn巻く (まく, maku)
打層次打层次dǎ céng cìレイヤーを入れる
打薄打薄dá bóすく
挑染挑染tiāo rǎn ハイライトを入れる
多的多的duō de多い
深的深的shēn de暗い
亮的亮的liàng de髪の色が明るい
短的短的duǎn de短い
長的长的cháng de長い
薄的薄的bó de少ない
造型造型zào xíngセットする 、スタイリングする
吹髮吹发chuī fàブローする
白髮染白发染bái fà rǎn白髪染め
髮根補染发根补染fà gēn bǔ rǎnリタッチ
整頭染整头染zhěng tóu rǎnフルカラー
漂白(褪色)漂白(褪色)piǎo bái tuì sèブリーチ
漸層染渐层染jiān céng rǎnグラデーションカラー
燙頭髮烫头发tàng tóu faパーマをかける