PR

海外就職で失敗、成功する人の特徴

 本ページはプロモーションが含まれています。

この記事では、海外ベトナム、中国で就労してきた筆者の経験や今までたくさんの海外就職した人達を見てきた中で、海外就職で失敗する人の特徴、成功している人の特徴を紹介し、海外就職成功させるにはどうしたら良いのかを語りたいと思います。

海外就職をこれから考えている人や、現在海外就職中でうまくいっていない人に向けて、何かしらの参考になれば幸いです。

海外就職失敗する人特徴:現地のローカルスタッフとうまくコミュニケーション取れない

海外で働くとなると、どこの国へ行ったとしても、ローカルスタッフと一緒に働く事になると思います。

実は自分の専門的スキル、TOEICスコアどうこうよりも、彼ら現地スタッフとのコミュニケーションが上手にとれるかというコミュニケーション能力が海外就職においてすごく大事で、海外就職を成功させられるかの大きなカギとなります。

海外で就職した事が無い人だと、あまりイメージしづらいと思いますが、現地スタッフは日本とは異なった文化で育っており、考え方なども日本とは異なる部分が多くあります。

もちろん、日本の社会人の基本”報連相”なんて身についている人なんで希です。

特にベトナムを含めた東南アジアなどの現地ローカルスタッフというのは、もちろん実際の年齢も若い人が多いですが、精神的にも子供なスタッフが多いです。

海外からやって来たあなたは、ローカルのスタッフから例えていうならば、他の学校から赴任して来たばかりの高校の先生みたいなものなのです。

あなたが想像しているよりも、彼らローカルスタッフは注意を払ってあなたの行動を観察してますし、最初は警戒しています。どのようにローカルのスタッフと振る舞うのか、自分をいかに評価してくれるのかというのを注意深く見ています。

万が一上から目線で命令したり、人前で注意したりすると、学校と同じで嫌な噂はすぐ広まりますし、今後何の指示も聞いてもらえなくなります。

日本の通りに仕事を進められると思っていると、痛い目を見ます。

また、現地スタッフとコミュニケーション取らず自分一人でやってしまおうとする人もいますが、これも失敗するパターンで、毎日残業代の出ない残業続きで精神的にも体力的にも疲弊し最終的に自滅します。

特にあなたがマネージメント職であれば尚更、いかに自分が手を動かさずにタスクを片付けるかが重要になりますし、海外であればあるほどこれは顕著だと思います。

海外就職成功する人特徴:現地スタッフと同じ目線で向き合う

じゃあどうしたら現地スタッフとうまくコミュニケーション取れるのか?

実はすごくシンプルな事ですがこれが意識してできる人というのは少ないのも事実で、彼らの心を掴んでしまえば良いです。仲間として受け入れてもらえることが重要です。

もちろん人によってこのコミュニケーションの取り方というのは色々あります。

私の同僚はお酒が強い人で、現地ローカルスタッフとよく一緒に飲み行ったりしてそこでコミュニケーションをとって仲良くなってました。お酒が強いならそれも一つの手です。

筆者はお酒が飲めないので、飲みニケーションは苦手だっため、時々一緒にランチに行ったりしてコミュニケーションを取ろうと努めました。

これはどんな職種にも言える事ですが、まずは同じ目線で向き合い、現地スタッフの仕事をきちんと理解する事が大事です。

良い事は褒めてあげる。その上で、言いたい事があれば、高圧的に命令するんではなく、彼らの面子を立てながら、こうした方が良いという利点を挙げて、改善点を提案してあげます。

論理的に説明すれば彼らにも納得してもら得ますし、彼らの仕事をきちんと見てく、こちらから歩み寄ろうとしていると感じてもらえ心を開いてもらいやすくなります。

特にベトナムでNGなのは、人前で注意する事です。彼らの面子を潰すことにもなりますし、これは絶対してはいけません。

現地スタッフとのコミュニケーションがうまくいかずに、現地スタッフから嫌われ日本へ帰って行った日本人というのを私は数多く見て来ました。

簡単そうに見えて実は意識しないと難しい事なんです。なので、海外就職しようとしている場合は、コミュニケーションを深め彼らの心をまず掴む事が大事です。

海外就職失敗する人特徴:海外へ行っても日本の物差しで物事をはかろうとする

もちろん海外に住んでいたら、生活しながらストレスを感じることも多々あります。

以前ベトナムへいたときに、日本と比べてこれがダメ。日本と比べてこれができていない。日本のサービスレベルを基準にその土地のものを全て否定的に文句をいう人がいました。

もちろんその人は毎日のようにストレスを溜め、短期で日本へ帰ってしまいました。

日本だったらこんな事起きないのに、と思った時点でストレスが溜まってしまって埒があきません。

海外へ行ったら日本の常識は通用しません。

その土地のルールの中で生活しないといけませんし、国が異なれば、人々の考えやマナーも異なります。それは文化が違うし育った環境が違うので当たり前のことなんです。

海外就職成功する人特徴:日本の常識を捨てて順応する

日本では当たり前と思っている事が当たり前ではないときあなたならどうしますか?

もちろん、最初は戸惑うこともあるかと思いますが、そういったカルチャーショックに対して自分なりに順応できるかできないかで海外就職を成功できる人、失敗する人に大きく分かれるのです。

私も最初ベトナムへ住んでいた時は、歩行者優先ではない交通事情に戸惑いました。

海外に行くと、このように日本であたりまえの価値がいとも簡単にぶち壊される瞬間というのが多々あります。

そんな時に、日本の常識は捨てて、順応できるかどうかであなたの海外就職において重要なことです。

海外就職失敗する人特徴:なぜ海外で就職したいのかが不明確

この記事を見ている人は、少なからず海外での生活、海外就職に興味がある人だとは思いますが、もう一度自分自身に、なぜ海外で仕事をしたいと考えているのかというのを問いて見てください。特に海外就職という憧れだけで就職すると現実と理想の大きなギャップに悩まされます。

こちらの記事【経験者が語る、海外現地日系企業で働く現地採用のリアル】でも筆者が書いているように、筆者が働いていたような悲惨な会社も多く存在します。日本では考えられないような理不尽な事が起こります。それでも海外へ行きたい気持ちが強いですか?

海外就職成功する人特徴:海外で就職した目的をしっかり持っている

おそらく、海外就職をする多くの人は現地へ行く前の理想と現実のギャップというのは少なからず経験します。そのギャップに悩んだ時に、踏ん張れるか踏ん張れないかの違いは、海外へ来た目的がしっかり持てているかどうかだと思います。

私の以前の同僚のB君は、海外で起業したいという目的を持ってきていました。以前私がこちらの記事【経験者が語る、海外現地日系企業で働く現地採用のリアル】でも書いているように、こんな劣悪な環境でも彼は頑張っていました。そして現在は退職し起業しています。

私も目的があったため、大変な思いもしましたが理想とする環境で働ける会社へ転職する事ができました。

海外就職失敗する人特徴:海外へ行っても日本人コミュニティー内にいる

海外へ行くと想像しているよりも日本人というのは多く住んでいます。

日本人のコミュニティーというのも全体存在しますし、そこから有益な情報も得られる事は事実です。ただ、海外へ来てまで日本人コミュニティー内でずっと留まっている人は正直海外就職には向いてません。

もちろん日本人同士でつるむのは一番心地よいし、言語も通じるし、分かち合いやすいのは理解できます。

ただ、海外へ住んでいると自分の快適と感じるComfort  Zoneから一歩抜け出さないと、ホームシックを感じやすくなりますし、海外留学行った日本人が日本人同士で過ごして英語が上達しないで帰ってくるのと同じで、何も自分の中で成長というのが感じられないでしょう。また、海外日本人コミュニティーに存在する階層の中で、嫌でも自分の生活と他の日本人の生活とを比較せざるを得ない事状況に追いやられます。

海外へ行くと、日本人以外にも一緒にいて心地やすいと感じる人って意外といます。特に自分と同じ立場の日本人以外の外国人というのは結構いて、そんな日本では出会えなかったような人たちとも出会えるチャンスを見逃してしまってはもったいないです。

筆者のベトナムで住んでいた時の一番仲よかった友達というのは実は韓国人で、その子も私と同じ現地採用の子だったので、気持ちを共有できることが多く自然と仲良くなっていきました。

その子から今まで知らなかった韓国社会の話だったり、韓国人の日本人に対する複雑な思いやその背景など本当にいままで知らなかった事をそのこと知り合った事で知る事が出来ましたし今でも連絡を取り合う大切な友達です。

海外就職成功する人特徴:積極的に自分から行動している

何でもいいですが、日本人以外のコミュニティーに属している人というのはコミュニケーション能力も高く順応性に優れ、考え方も柔軟で海外就職を成功させているように思いました。

もちろんそういった気の会う日本人以外の人達やコミュニティーに入るには、積極的にいろんな場所へ出かけたりして、アクティブに行動する必要があります。

私の紹介した、こちらの記事でホーチミンでやっているベトナムホーチミンで楽しめるアクティビティまとめ(習い事)ベトナム【ベトナムホーチミン情報】ベトナム語を学ぶなら人文社会大学がおすすめ語学校へ行ったりしてみて、気の会う人たちを探して見るのはオススメです。自分と感性が似ていたり、気が合う人というのは、自分がアクティブに行動していると磁力のように引き合うものです。

そして、海外でこのように積極的に行動する事って日本にいる時よりもエネルギーを必要としますし、自然と行動力やバイタリティーが高まって、その後の仕事や人生に生きてきます。

まとめ:海外就職に大事なのはスキルよりもコミュニケーション能力、順応性と行動力

海外就職というのは失敗するリスクも多くありますが、自分の可能性を最大限に広げられる可能性や日本では転がっていチャンスやというのが転がっていたりします。

しかしそのチャンスというのは、受け身のままだと永遠にやって来ません。

それは日本でも同じですね。海外に来たから何かチャンスが落っこちてくる思ったら大間違いで、自分から行動しなければ日本と同じで何も起こりません。

そのチャンスが来た際にきちんと掴めるように、常にアクティブに前向きに行動する事が大事だと思います。

また、日本では出会えなかったような人たちにも出会う事ができるのは海外就職ならでは醍醐味なので、色々な人と会って見て欲しいです。

とまあ、いっちょまえの事を言っている筆者ですが、実は何度となく心が折れて日本へ帰ろうと思った事があります!笑

上記はそんな失敗や苦い経験をした筆者の経験からの学びだと思っていただければ幸いです。

より多くの人が海外就職に興味を持って、充実した海外生活を送れる事を祈っています。