台南の路地は異空間への玄関路です。
特別訪れる予定がなければ見過ごしてしまう、
何の変哲もない狭い路地を抜けると
思いもしなかったような素敵なカフェやレストラン雑貨屋さんへ導いてくれます。
台南のカフェ「PARIPARI – パリパリ」は、
そんな風に思わず発見した路地裏に佇むカフェです。

台南に住む人たちの生活が垣間見れる台南の中西区の路地「忠義路」を抜けると、
緑色のキャノピーにPARIPARIとレトロな文字で書かれた古い建物を発見 。

パリパリ?名前からワクワクさせられ、
細胞レベルで惹かれてしまうファサードに気づいたら店内へ。

お店へ入ると、なんだか好奇心を擽られる雑貨達に誘惑されながら、
お店の奥にある階段を登り、二階へ行くと、ようやく「PARIPARI – パリパリ」へ到着です。

店内へ一歩入ると、日本のミッドセンチュリー感たっぷりの世界がお出迎え。
木製の壁、天鵞絨色のタイルと天鵞絨色の床とテーブル。
全てが丁寧にセレクトされ、見事に調和。

それもそのはず、昭和スタイルのソファーとシャンデリラは、まるで昭和時代の純喫茶。
シャンデリアの電球色の温かみのある光が、居心地の良い空間を演出します。

使用しているグラスは昭和時代にお茶屋さんに愛用されていた「広田硝子」のガラス。
聞いたことなんてないけど、見るとなんだか、懐かしさを感じてしまうのは日本人DNAのせい?

ここのおすすめは、様々なスパイスが調合されている「マサラチャイミルクティー」。
また、本日は売り切れでしたがキッシュもここの人気メニューなのだそう。
今回筆者は、「玫瑰拿鐵( Rose Latte)」とブルーベリーチーズケーキを注文。

ここはケーキやスナックなどのスイーツも毎日日替わりで提供されるオリジナルメニューがあります。
訪れるたびにお客さんに新しい選択肢を与えてくれます。
ユニークな雑貨がセレクトされた1Fの雑貨屋さんも、見逃せません。


きっと、日本人だけでなく、台湾人もここ「PARIPARI – パリパリ」へ来ると、
どこか懐かしさを感じて、長居してしまうのでしょう。
ここ「PARIPARI apt – パリパリ」は時代を経て、台湾と日本との繋がりを感じられるカフェ空間です。
【お店の情報】
住所:臺南市中西區忠義路二段158巷62號1樓-1
營業時間:13:00 – 19:00
以下のyoutubeで「Paripari – パリパリ」を紹介してます。
また、ここで話されてる中国のスクリプトも以下から確認できます。中国語の勉強にどうぞ⬇︎