今回は、前回の【住んでみてよかった事】に引き続き、【改善してほしい事】編です。
久しぶりの更新になってしまいましたが、ブログの振り返りとともに、ホーチミン生活一年経って感じる事などを、”住んでみてよかった事”、”改善してほしい事”、という視点で書かせていただきたいと思います。
平気で横入り。
これは、中国に行った時にも経験しましたが、並ぶ事を知らないのか、平気で横入りしてきます。特に、ローカルスーパーや公共トイレなどでおこります。
トイレの話で言いますと、公共トイレは、便座がびしょびしょに濡れていたり、(トイレの横に設置されているミニシャワーを使った後の散乱)ペーパーがないことが多いので、常にポケットティッシュを持ち歩きましょう。
クラクション野郎
ホーチミンは、道路のインフラ整備が追いついていないのもありますが、歩行者優先という考えがないので、歩行者には非常に優しくない町です。
歩行用の道を歩いていたとしても、バイクがどこからともなくやってきて、クラクションをなりふり構わず鳴らしてきます。
また、ベトナムの謎の交通ルール 「赤信号でも右折はOK 」というのがあって、青で渡っていても平気でバイクが目の前を通り過ぎて行きます。そして、スピードを緩める事なくクラクションを鳴らしてきます。
危ないから鳴らしているというスタンスはわからなくもないですが、歩行者の地位向上と共にそうった交通マナーの見直しもされてほしいなと思います。
横断歩道を渡るのが命がけのベトナムですが、信号がない道も多いので、ベトナムの道を歩くときは注意しましょう。
お勧めは、渡ろうとしているローカルの人の後ろについていくと良いです。
公共トイレがカオス
平気で横入り。でも書かせていただきましたが、まず公共トイレは日本のように綺麗ではありません。また人々のマナーも日本と比べて良くないのが現状です。ベトナム人はベトナムの公共トイレには必ずついているミニシャワーを使って後処理をするのが習慣のため、トイレの便座がビショビショになっている事に多々遭遇します。加えてトイレにペーパーがない。という事もあるので、ポケットティッシュは常に持ち歩き必須です。
空気が汚い。
バイク大国のベトナム。質の悪いガソリンから出される排気ガスが街中に溢れています。観光で数日いる程度なら大丈夫ですが、こちらに暮らすとなると、予防策が必須です。私は、外に出るときはマスクを必ず着用する様にしております。市内にはどこでもマスクが売られているので、外に出るときはマスク着用をお勧めします。
ベトナムに滞在している日本人で、よく「ベトナムへ来てから鼻毛の伸びが早くなった。」という話を聞きますが、これも外気の汚さが影響しているのかもしれません。
店の品揃え、サービスのばらつき
日本では当たり前に売っているものがない。という事が頻繁にあります。例えばスーパーに行って、メジャーカップを買おうとすると、一切なかったり、バターがなかったり、レストランのメニューが半分くらい売り切れだったり。(売り切れと言いつつ奥でスタッフがその料理を食べていたという事も)それ品切れにしちゃダメでしょ?的な商品がなかったり、品揃えの均質に欠けるお店が多くあります。
レストランへ行っても、以前行った時には味付けが美味しかったのに、今回は美味しくない。。。なんてことはしょっちゅうあります。
ベトナム人に聞いてみると、基本、ベトナムの人はあまり料理で 「はかる」事をしないそうです。そりゃローカルスーパーに売ってるわけないし、料理の味も均質じゃない。と納得しましたが。。。
今後、レストランやカフェ、スーパーなどでのサービスや品揃えの均質化はもうちょっと重要視してほしいなと思います。
オペレーションの悪さ
私の体験から言いますと、レストランでオーダーして注文した品がくるまでに1時間かかったり、尚且つオーダー間違えてる、予約したバスチケットが当日行ってみたら取れてなかった、お給料が給料日に支払われない、みたいな事が今までにありました。
人間なんだし、時々間違えるのは仕方がないとは思うのですが、問題はオペレーションにあるように思えます。
ある程度は仕方ないとは思いますが、こうった事を改善できれば観光客の満足度も高まるんじゃないかなと思います。
まとめ
今後観光客や外国人が増えていき、さらに発展していく都市だと思いますので、こういった事を改善していけたら良いなと思い書いてみました。
住んでいると、だんだんと、「ベトナムあるある」として慣れてしまう事もありますが、日本の常識、サービスに慣れている日本人ですと、はじめは戸惑ってしまう事もあるかと思います。
もちろん住んでみてよかったなと感じる事も沢山あります。そして、住んでよかったなと感じる事があるからこそ、今もすみ続けていられるわけです。
一年暮らした在住者の意見としてご参考いただければ幸いです。