ベトナムでは、犬や猫などペットとして飼われる動物から、路上を歩く鶏や牛、夜に姿を見せるネズミやヤモリまで、驚くほど多彩な動物が日常に溶け込んでいます。この記事では、ベトナムで人気のペット、街角で出会える動物、野良犬の安全性、さらにホーチミン市内の「熱帯魚通り」など、旅行者や移住者が気になる動物事情を徹底解説します!
ベトナムの動物事情:ペットと街角の共存風景
ベトナムでは、ペットと野良・家畜の境界が曖昧で、犬や猫だけでなく鶏やヤモリ、ネズミまでが人々の生活に自然に溶け込んでいます。都市部・農村部を問わず、動物が人間と共存している風景は、旅行者や移住者にとって新鮮な驚きとなるでしょう。
1. ペットとして人気の動物
犬 – 小型犬が都市部で人気

都市部ではプードルやチワワ、ポメラニアンなど小型犬が人気です。住宅事情に合ったサイズ感と、可愛い見た目が好まれる理由です。フレンチブルドッグや柴犬など輸入犬種も富裕層や外国人に人気です。ただし飼育方法は「半放し飼い」が一般的で、玄関先や路上を自由に行き来する光景も珍しくありません。
猫 – 野良も多いけれどペットとしても親しまれる

家庭で飼われている猫も多く見られますが、街には野良猫も多いのが特徴です。近所の人が餌をあげたり、猫自身が自由に建物周りを行き来したり、地域ぐるみで見守る文化があります。また、特に北部では「H’mong猫」(短足でどっしりした体型の在来種)がペットとして人気です。
鳥 – さえずりを楽しむ文化

観賞用の鳥も人気で、家やカフェの軒先には鳥かごが吊るされていることがあります。美しいさえずりが楽しめるだけでなく、風水やインテリアとしての価値もあり、人々の生活に自然に馴染んでいます。
小動物・熱帯魚 – 若者や一人暮らしに人気
都市部ではウサギやハムスター、熱帯魚などの小動物も人気です。特に熱帯魚はカラフルな見た目が魅力で、熱帯気候のベトナムでは飼育環境も整っており、水槽をインテリアとして楽しむ文化も広がっています。
ホーチミンの「熱帯魚通り」をチェック
- Nguyen Thong通り(3区): ホーチミン市3区のNguyen Thong通りは「熱帯魚通り」と呼ばれ、観賞魚や水槽、飼育用品を扱うショップが軒を連ねています。カラフルな熱帯魚が並び、アクアリウム好きにはたまらないスポットです。
- Lưu Xuân Tín通り(5区・チョロン): チョロン地区のLưu Xuân Tín通りも有名な観賞魚市場です。グッピーやディスカスなどの熱帯魚をはじめ、関連用品を卸価格で購入できます。特に早朝が賑わい、地元文化を感じられる穴場スポットです。
2. 街角でよく見られる動物たち
ベトナムでは、生活のあらゆるシーンに様々な動物が登場します。
- 犬・猫:放し飼いが多く、道路やカフェ前でのんびりくつろいでいる姿をよく見かけます。
- 鶏・アヒル:市場や住宅街を自由に歩いており、「食用かペットか」の境界が曖昧です。
- 牛・水牛:農村部では家畜として活躍し、道路を悠然と歩く姿も珍しくありません。
- ネズミ:都市部で夜間に出没することが多く、日本よりサイズが大きい個体も見られます。
- ヤモリ:壁や天井にいることが多く、ゴキブリを食べてくれる“益獣”として歓迎されることもあります。

野犬・野良犬の現状と安全性
野良犬の姿とその性格
ベトナムでは野良犬や放し飼いの犬を頻繁に見かけます。道路で昼寝をしたり、バイクの横を堂々と歩いたりする姿が印象的です。多くの犬は人間に慣れており、攻撃的ではなく穏やかな性格のものが多いです。ほっこりする日常の一コマです。

注意すべきは狂犬病リスク
一方で、ベトナムではまだ狂犬病が完全に根絶されていないため、噛まれた場合の感染リスクがあります。旅行者や在住者は、野良犬に近づきすぎないなどの注意が必要です。
政府による取り組み
都市部では犬の登録制度やワクチン接種を推奨し、野良犬対策が進んでいますが、地域差が大きく、まだ管理が不十分なエリアも存在します。
安全に動物と接するために
- 野良犬や猫には触れないようにする。
- ペットを飼う場合は必ずワクチン接種を行う。
- 夜間や郊外では野犬に注意し、特に群れで行動する場合は距離を保つ。
- 旅行者は写真撮影程度に留め、直接触れない。
まとめ:ベトナムの動物と共に暮らす魅力
ベトナムでは、ペットから野良動物、家畜までが生活のあらゆる場面に姿を現します。都市部では小型犬や猫が人気で、観賞用鳥や熱帯魚も文化の一部として根付いています。野良犬は穏やかな性格のものが多いとはいえ、狂犬病のリスクがあるため、触れないなどの配慮が必要です。
さらに、ホーチミンにはNguyen Thong通りなど熱帯魚ショップが集まるスポットがあり、動物好きにはたまらない観察・ショッピング体験が可能です。ベトナムでの「人と動物の共存」が生む独特の暮らしの魅力を、安全面にも配慮しながらぜひ楽しんでください。




