台湾のお土産といえばパイナップルケーキが定番。でも、現地の人が「お茶に合うよ」とすすめてくる“渋い甘味”がもうひとつあります。
それが 綠豆糕(緑豆糕/リュードウガオ)。ひと口かじると、ほろっ…と崩れて口の中でほどける、あの食感。甘さは控えめで、台湾茶や中国茶のお供にぴったりです。
この記事では、緑豆糕の味・食感・材料、月餅との違い、台湾で買える場所、日本での入手方法までまとめて紹介します。
綠豆糕の概要
- 現地名: 綠豆糕
- 発音: Lǜdòugāo(リュードウガオ)
- 日本語の呼び方: 緑豆糕、緑豆ケーキ、緑豆のお菓子 など
綠豆糕(リュードウガオ) は、緑豆を使った中華伝統菓子です。
蒸して裏ごしした緑豆に砂糖と油を加え、型に押し固めて作ります。見た目は小さな四角形や花模様の菓子で、口に入れるとほろほろと崩れる独特の食感があります。ベトナムにも似たようなものがあり、bánh đậu xanh (餅豆青)とういう名前で親しまれています。熱を取り除き、解毒し、夏の暑さを払いのけ、喉の渇き、利尿、腫れを和らげ、視力を改善し、星雲を和らげる機能があるとされています。
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綠豆糕の特徴
- 食感:ほろりと崩れる軽さ。和菓子の落雁に似ている。
- 甘さ:控えめで上品。餡入りタイプも存在。
- 用途:お茶請け、お祭りや祝いの席での菓子。
緑豆糕ってどんな味?「落雁」に似てるって本当?
一番伝わりやすいのが、よく言われるこの表現。
「落雁みたい。でも、もう少ししっとり。」
口に入れた瞬間、粉がほどけるように崩れて、豆の香りがふわっと立ちます。甘さは強すぎず上品。油脂が入る分、コクもちゃんとあって、台湾茶の渋みと相性が良いです。
フレーバーはプレーン以外にも、黒ごま・小豆餡入り・ピーナッツなどがあり、食べ比べも楽しいポイント。
月餅(げっぺい)との違いは?
同じ“中華菓子”でも、方向性がけっこう違います。
- 緑豆糕: 緑豆ベースで軽め、ほろほろ食感。お茶請け向き
- 月餅: 小麦粉生地で餡を包んで焼く/油分もしっかり、食べごたえ強め
「月餅は1個で満足、緑豆糕はひと口ずつつまめる」──そんなイメージです。
綠豆糕の起源・地域
中国や台湾で古くから食べられてきた伝統菓子。特に端午節や中秋節の贈答菓子として人気があります。近年は健康志向から、低糖タイプの綠豆糕も登場しています。
主要な材料と作り方(ざっくり)
主な材料
- 緑豆
- 砂糖
- 油(ラード/植物油)
- (バリエーションで)ごま、餡 など
家庭版の流れ
- 緑豆を戻して(場合によっては皮をむいて)蒸す
- 裏ごししてなめらかに
- 砂糖と油を混ぜてなじませる
- 型にぎゅっと押し固め、冷やして完成
※「体を冷やす」「暑気払い」などの効能は、台湾・中国で昔から語られてきた“食養生”の考え方として知られています(医療的な効果として断定はせず、文化として楽しむのがおすすめ)。
台湾で緑豆糕はどこで買える?(旅行者向け)
探す場所はシンプルで、お土産店・菓子店(餅店)・老舗カフェ・空港あたりが鉄板です。
- お土産店の定番:新東陽(Hsin Tung Yang)
パイナップルケーキと並んで緑豆糕が置かれていることが多く、「とりあえず台湾土産を一気に揃えたい」人に便利。 - 西門エリアの老舗:蜂大咖啡(Feng Da Coffee)
コーヒーやお茶と一緒に、店頭の焼き菓子・豆菓子をちょこっと買える感じ。散歩のついでに“つまみ土産”にちょうどいいです。 - 街の餅店(和菓子屋さん的なお店)
地元の人が買うタイプの緑豆糕は、素朴でお茶向き。箱入りも多いです。
日本で買える?(中華食材店・通販の選択肢)
日本でも、緑豆糕は意外と見つかります。
- 中華食材店(大きめの中華スーパー)
- 通販(Amazon・楽天など)
ポイントは「緑豆糕/綠豆糕」両方の表記で検索すること。商品名に「緑豆餅」と出る場合もあるので、写真で“型押しのひと口菓子”か確認すると安心です。
こんな人におすすめ
- パイナップルケーキ以外の“台湾らしい土産”を探している
- 甘すぎないお茶菓子が好き
- 落雁・きな粉菓子・豆の風味が好き
- 台湾茶(烏龍茶、鉄観音、阿里山茶など)と合わせたい
よくある質問
Q. 甘い?
A. 甘さは控えめ寄り。フレーバーや餡入りは少し濃厚になります。
Q. どんな飲み物と合う?
A. 台湾茶・中国茶が最高。コーヒーでも意外と合います。
Q. 保存はきく?
A. 個包装・箱入りが多く、旅行土産に向きます(ただし賞味期限は商品ごとに確認を)。




